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マイマイとナイナイ (怪談えほん2) [大型本]
話題の怪談絵本から皆川博子作「マイマイとナイナイ」をご紹介します。
マイマイは、森の中で小さい小さい弟、ナイナイをみつけた。マイマイは、ナイナイをこわれた自分の右目にいれて、そっと右目をあけてみる。すると、そこには不思議な世界がひろがっていた。
皆川博子と宇野亜喜良コンビによる、美しく、怖い物語。
子供たちは、おばけが大好きです。
不思議な話、怪しい話、怖い話が出ると、いきいきと目を輝かせて聴き入ります。幼いころから怪談に親しむことによって、子供たちは豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。
私たちが人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、良質な本物の怪談の世界に触れてほしい――そんな願いから「怪談えほん」シリーズは生まれました。
執筆陣に迎えたのは、日本を代表する怪談文芸や怪奇幻想文学のプロフェッショナルたち。それぞれの作家陣、画家陣が、この企画に賛同して集結しました。研ぎ澄まされた文章が、実力派画家によりビジュアルで表現され、今までにない美しくて深みのある怖い絵本ができました。子どもはもちろん、大人にも読み応えのある作品です。「怪談えほん」の世界を、じっくり味わってください。
プロフィール
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作 皆川博子(ミナガワヒロコ) 1930年生まれ。1973年に『アルカディアの夏』で第20回小説現代新人賞を受賞してデビュー。以後、ミステリー、幻想文学、時代小説とジャンルをしなやかに超えた作品を精力的に発表しつづけている。1984年『壁旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞を、1986年に『恋紅』で直木賞を、1990年に『薔薇忌』で柴田錬三郎賞を、1997年には『死の泉』で、吉川英治文学賞を受賞した。甘美な毒を含む幻惑的な物語世界は、読む者を捕らえて離さず、物語の悦びを堪能させてくれる。 |
カスタマーレビューのご紹介
怪奇小説が好きな親が子供に読ませたい怪談えほん(笑)★★★★★
皆川博子の怪奇小説が大好きな僕にとっては嬉しい、怪談えほん2の「マイマイとナイナイ」です。怪談と言うよりは、どちらかと言うとダーク・ファンタジーのような感じがしますが、子供たちに読ませたところ、解釈を強制しない描き方が気に入ったようです。
宇野亜喜良の絵は、やっぱり、ちよっと怖かったようでした(笑)
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